とってんとっと

スペシャルニーズな子育てしながら放送大学で学ぶblogです。

心理と教育へのいざない(’18) /2020年度前期

【心理と教育へのいざない(’18)】

2020年度前期の本命科目。何しろこれと先人たちをクリアしないと心理学概論に進めないもので、この2科目は絶対やりきるつもりで頑張りました。

印刷教材を見た感じでは興味のある部分が中盤辺りからだったので、いまひとつ興味が薄い序盤が乗り切れるかが心配だったんですが、いざ始まると面白くなりほっとしました。実をいうと、教育分野の方への意識はだいぶ低かったんですよね…。
興味がありそうって思ったところも、期待に違わず面白かったです!
学びたいことが何の科目で学べるのかを確認するって大切ですね。自分の中に重要な指針ができた科目でした。

毎回かわるがわる沢山の先生が講義をされるので、カラーはその分だけ様々な印象でした。どの先生方もその先の科目に繋がる先生方なので、この先生はこんな感じなんだなって知ることができたのも良かったです。

これを書いている今は2020年度後期の学習中ですが、この科目を丁寧に勉強して大正解でした。しっかりやっておくと後の科目が全然違うなって実感してます。

 

・特に印象に残っている回

第3回
実は、目次見たときに「うへぇ、行政関係かぁ…」って思ったんです。最初の学生時代、行政関係の授業苦手だったんですよね。
でもこの回すごく面白くて。戦後教育行政のところで、戦前から現代まで歴史を踏まえて追っていくんですが、無茶苦茶解りやすい上にドキュメンタリー系のドラマを見てるような感覚もあってがっつり聞けました。
更に、テキスト量が多いにも関わらずそれを網羅して、かつ載ってない事も尺の限りお話になる先生の熱さ!付いていくのすんごく疲れましたけど、聞き終わった時何だか爽快でした。濃い回でしたね~。

第6回
教育心理学という言葉からは想像してなかった内容でした。この回を学習して、長男の独特の認知の形について理解が進む部分があり、目から鱗すぎました。短期記憶とスキーマの部分で「えーっ、そういう事なの!?」って思う人沢山いると思います…。WISCⅣとかK-ABCⅡをやった事がある発達障害の子の親は、この回とても参考になるはずです。(なりました)

第8回&第9回
いやー、人の感じ方なんてほんとにあてにならないんですね。我々の認識してる世界ってだいぶ脳にいい様にされてるんですね。面白いです。期待感の高かった二つの回でしたが、予想を裏切らず面白くて早く先に進みたくなってしまいました。
第9回の病態的知覚現象の所が興味ありすぎるんですが、この部分って何で学習できるんでしょう。臨床心理学の一分野との事ですが…。むむ。

 

履修結果

履修結果:合格

履修おすすめ度:心理と教育コースの人は外せません
学習のしやすさ:ざっくりとでも予習した方がよさそう
難易度:毎回しっかりやれば大丈夫そう
(※個人の感想です)