とってんとっと

スペシャルニーズな子育てしながら放送大学で学ぶblogです。

放送大学に入学した理由

放送大学は大人のための通信制大学という印象がありますが、私ももれなく大人です。しかもいい歳の大人です。
そのいい歳の大人が、手のかかる子どももふたりいる中で、なぜ放送大学に入学しようと思ったのか。

それは、障害のある子どもを育てながら生きていくのに、この先それに関わる心理と福祉の知識が自分にとって必要だと思ったからです。

ブログ紹介のところでも書いていますが、我が家は

長男→普通学級に在籍する、知的な遅れのない発達障害。ちょっと昔で言う高機能自閉症で言葉の理解に難があり、刺激も受けやすく色々大変。学校での勉強等々に対して家庭でのフォローが必須中の必須。かつては通級に通っていた(2020年卒級)。

次男→療育手帳A所持の重度知的障害。それに加え睡眠障害、さらには多動かつ強度の行動障害で、地面にヘドバン的自傷や服噛みからの破衣、雑草の食べ歩きなど、一瞬たりとも目を離せない危険児。大変すぎて何が大変かもわからないレベル。発語無し。

という子どもたちで、妊娠中にうっすら学んでいた育児とはまるでかけ離れた生活が眼前にあったのです。

このあたりの話は別の機会に書くと思いますが、療育や通級やそれこそ日々の生活の中でも、よく知らない&わけがわからない事ばかりで…。一体どうなっているのと思いながら何年も必死の子育てをしていました。
そのような中、必死に情報を収集し我が子に対する理解と手立てを模索している時に、心理学と福祉の知識の必要性を実感し、体系立てて学んでみようと思ったのです。
自らの理解が無いと何も選び取る事が出来ない私にとって、障害に関わる知識を深めることは必要不可欠でした。

そういうわけで、心理学と福祉に関する事が学べるところを探していたのですが…。

いやー、有難いですね放送大学

心理学と福祉関係の講義が充実していて、その上受験勉強をせずに入学出来て、入学金を除いてはその学期に登録する分だけ学費を納めればいいなんて。神か仏ですかと。
今からまた大学生やるの…?という気持ちもちょっとはありましたが、学びたいことが沢山あるので、編入や選科履修生ではなく全科履修生で出願、現在に至ります。

私はこのような動機で入学しましたが、放送大学で学ばれている方はどのような理由があるのでしょうね…?
同級生と会うことが無い中、ふとそんなことを思ったりしています。